My life in NZ

ニュージーランドで、学生ビザ→ワーホリ→ワークビザと切り替えながら滞在する中で、経験したことや感じたことを書いていきます。

ニセコ町の良いところ~エコな指定ごみ袋について~

今回は、”ニセコ町の良いところ”として、町のエコな取り組みの1つをご紹介する記事です。

 

”指定ごみ袋の生ごみの袋が完全生分解性で、たい肥化する”

 

”指定ごみ袋”がある市町村では、各市町村指定の燃えるごみの袋、燃えないごみの袋が売られていて、その指定の有料ごみ袋に入れないとごみを出せません。

 

そんな中、生ごみについてですが、今まで住んでいた場所では、燃えるごみの袋に一緒に入れて出していました。

ニセコ町は、”生ごみ”専用の指定のごみ袋があり、”燃えるごみ”とは分ける必要があります。というのも、生ごみの指定ごみ袋が植物由来で、完全生分解性。袋ごとたい肥化するので、生ごみの袋には生ごみ以外のものを混ぜてはいけません。この袋に1週間程度ごみを入れたままにしておくと、袋が腐ってやぶけてきます。また、買いだめもしない方が良いようです。ずっと置いておくと、袋が劣化してボロボロになる可能性があるみたいなので、その時使う分だけを買います。

 

 

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ニセコ町 生ごみ用指定ごみ袋 完全にたい肥化します。

 

私が今までに住んだ場所だと、エコな袋はなく、生ごみは燃えるごみの袋に一緒に入れて出していました。(または東京は23区だと指定ごみ袋がなかった)

ニセコに来て初めてこのようなエコな取り組みを知り、ニセコって進んでるな!と思いました。

他の市町村でもこのような取り組みをしている所があるのか調べてみると…

環境省の資料によると、”指定ごみ袋にバイオプラスチック等を既に導入している”所は、北海道の他の小さい町や村、道外の市町村でもいくつかあるようでした。(※完全生分解性であるとは限らないと思います。)

ニセコ町の隣の倶知安町も、同じように生ごみの袋は完全生分解性です。

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小(5L)20枚入りパック→400円

 

また、ごみ袋の値段は各市町村によって異なりますが、ニセコ町の場合…

生ごみ用の一番小さいサイズ(5L)で、20枚入りで400円。→1枚20円

燃えるごみの袋は一番小さいサイズが10Lになり、20枚入りで800円。→1枚40円。

燃えるごみの20Lは10枚入りで600円(1枚60円)なので、こちらの方が割安でごみを多く出せますが、そんなにすぐにごみが溜まらないので、こまめに出すためにいつも割高の小さい方を買っています。

指定ごみ袋を使う必要のない地域だと、透明な袋は100均で20枚~30枚入りが買えると思うので、そう考えると、割高ですねー。。。

ちなみに北海道のほとんどの市町村では、15年以上前から、指定ごみ袋の有料化が始まっていますので、今でも指定ごみ袋がない東京などの地域と比べると、”ごみを出す”ことに対して使うお金がすごいことになりますね。

そして、全国的にみて、北海道の各市町村の指定ごみ袋は他の都府県と比べて値段が高めのようです。

 

有料の指定ごみ袋制度や料金設定に関しては様々な議論があるかもしれませんが、ごみ袋に完全生分解性の袋を使うという、エコな取り組みをしているニセコ町が、いいな、と思いました。

 

ニセコの良いところを記事にしようとしたら、ごみ袋についてになってました。読んでいただき、ありがとうございます。

 

参考

kouhyousiryou030811.pdf (env.go.jp) 環境省

 

ごみ処理料金及び交付(販売)金額 | ごみ・リサイクル | 暮らし | 北海道ニセコ町 (niseko.lg.jp) ニセコ町

自治体ごとにごみ袋はこんなに違う 千差万別のなぜ - 産経ニュース (sankei.com) 産経ニュース

1枚120円! 北海道のごみ袋が高いんです | NHK北海道 NHKほっとニュース